瀬戸内の旬、日本海の旬、里山の旬の三拍子
ここは瀬戸内と日本海のちょうど真ん中にある山の中の温泉地。車で一時間半も走ればどちらの海へも行ける。山の幸、海の幸、旬の四季折々の食材がいつでもふんだんにあり、料理人達が手間隙かけ感動の味を伝えてくれる。創造力豊かな地元料理人達の手仕事に繊細さと素朴さが感じられる美味な会席料理だ。
体を芯から温める低温の湯処だからできるヒーリング効果
庭園を望む湯どころは水面の波紋を目で追う時のような静寂を豊かに心にもたらしてくれる。熱すぎない少しぬるめの湯を長く浴びると、血行が促進され体が芯から温まり、肌に「美人の湯」がとてもよく染み込む。また、露天にある薬石蒸風呂は13種の天然鉱石で蒸された蒸気の低温サウナ。極めてデトックス効果が高く、身体を巡る神経を優しく刺激してくれる。
職人達の手仕事と芸術家達の工夫が彩る空間
焼き色の珍しい備前焼の珈琲カップ、近隣の木材を使った手作りの家具、ガラス作家が思考した音の綺麗なグラス、愛から生まれた100%ピュアのオリーブオイル、絵画に描かれた花々をモチーフにした数々の小物、京都400年の歴史を破りアートを掲げた唐紙氏の絵画。ひとつひとつの隅々まで行き届いた心配りに癒される。